真キャスト。

ドラえもん: 水田わさび/ のび太: 大原めぐみ/ジャイアン: 木村昴/ スネ夫: 関智一/ しずかちゃん: かかずゆみ
まあもともとのドラえもんのキャスト自体声優の中でも声がおかしい面子だったから(昔の人だからしょうがないのか)、抵抗感は否めないがいくらかまともな感じなのではないでしょうか。や、関とかかずしか声知りませんが。水田は名前しか知りませんが。とりあえずかかず嬢は安泰な仕事が出来てよかったと思います。コンスタントに仕事をこなしてはいますが、案外人気があるのかないのかみたいな人だしもう若くはないしね。なんて。


パソコンの整理をしていたら、2年前に書いたコラム集が出てきました。今とは文体が違うのだけれど、こっちの文体もいいような気がする。やっぱダメかも(どっち?)。ちょっと紹介。

#「元気出せ!」
「現金出せ!」だとすごく恐いかもしれないけど(ベタなボケ)、でもご安心ください。元気だから。
人が落ち込んでるときに「元気出せよ」って言う人、いますよね。現に僕も最近使ったんですが。人にも依ると思うんですが、その言葉って逆にプレッシャーになるときが多いです。うつ病の人は励ましたり、それこそ「元気出せよ」なんていうのは逆効果なんですよね。うつ病とまではいかなくても、落ち込んでいる人にそういう言葉を使うのはどうかと。元気なんて自分で無理矢理出せるものではない気がします。出したとしても空元気の言葉どおり、自分ひとりで舞い上がっちゃって結果的にどーなのよ?なんてこともありうるわけです。
でも、そんな言葉が使われる背景には、使った人の想いなんかが隠れていたりするわけです。使った人は使われた人に「元気を出して」欲しくて使ってるわけです。その人の好きなあなたへ戻って欲しくて。悪く言えばただ思う通りになって欲しいんですが、でも、本心から言っているとすればその人から必要とされているのは間違いないわけです。
大切に想われているんですね。
たとえ落ち込んでいて、励まされて、それがプレッシャーになったとしても、励ました人の気持ちを汲み取って元気になれれば。
そんな簡単なことで解決できたら人生なんて苦労しないんですけどね。

前半を見てると自分の昔のイタさでうわあ勘弁してと思いますが、全体を通して言いたいことは今とそんなに変わっていません。天才卓球少女なんかも、「がんばれ」って言う人の気持ちがわかんないとかぬかしてました。「がんばってるよ! って思う」と。でも、「がんばれ」と言う人の中に「お前まだ頑張れるだろ」とか「お前頑張ってないだろ」の前提がある上で「がんばれ」といってる人はいないと思うんですよ。マラソン中継とか見ててもそう。沿道で選手が苦しがってる顔見ながら口に出す「がんばれ」にそんな前提があるわけない。命令形ってことを意識して使ってる人なんていなくて、ただ、その人を応援したいって気持ちが自然とこの日本語になる。それだけでしょ。
自分を応援してくれる人がいることは何よりも力になると思います。