部活動について。

文化部って、やっぱ全部精神を使うんだよね。
運動部は主に身体、でももちろん精神も使う。
ただ、ちょっとしたゴタゴタがあっても、プレーでつながった絆ってのは簡単に壊れないし、
がむしゃらに頑張ってりゃ、後ろめたさとかそういうもんはなくなるんだよね。
俺はそうだった。下手だったから色々言われたし。
だから、がむしゃらにやってた。


文化部、例えば文芸部なんかは、もともとは個人競技なわけです。
言ってみれば作品の優劣を競う、みたいな。(それが主ではないけど)
だったら勝手に個人個人でやってればいいじゃん、って思うけど、
個々の作品を高めるには、人に見てもらって、推敲することが必要。
先生に見てもらうとかじゃなく。部員が意見をぶつけ合うことで、
(他人の視点がわかる、自分の視点の焦点を定めることができる)
=部員全員のレベルアップにつながる、みたいな。
だからまあ、普段の部活はたらたらしててもいいんだけど、
合評会のときとか、会議してるときとかは、
自分の意見をしっかり持ってないといけないんだよね。
人の意見を素直に聞いて、その上で自分なりの結論を見つける。
これがいい作品を作るうえで大切なことなんだと思うんだけど。
去年はそれが1年生に見えなくて色々ありましたね。
(俺は昨年両方の部で悩んでました。←知らない人のために。)
それが今論議されてる放送部の問題なのかは知りませんが。


自分がここにいる意義をきちんと把握しておかなければダメだ。
忘れてるうちにどっかへんなところに流されちまう。


だから、文化部ってのは精神削りすぎてやられていく人多いわけだ。