バッシング見てきてしまった。

あー。バッシング見てきた。以下ネタバレ&非日本語。
事実を基にした完全フィクションということを前提としていても、すごくリアリティのある入り方(ドキュメンタリーのような粗さ、撮り方)をされたのでいやこんな話だからだけど。おでんの買い方、子供を連れた結婚した友達、それと家族全員が単調作業の仕事に就いている矛盾。矛盾というか。明らかに非大衆であるものが大衆と同じことをしなくてはならないことをするということ。でも最終的に、買い方を指定できないマックを買い、終焉していくわけですが。気になったのは父と植木さんのやりとりがあの映画では浮いた「演技」な気がしたのと、電話の声、かな。ただ、声の方は実際イタズラ電話をしてくる奴ってああいう棒読みかもしれないし、それを考慮した気持ち悪さを出そうとしたのだろうけど(エフェクトもそうだし)。そうだとしても、もう少し伝えられた気がする。わかりやすくではなく、明確に突き刺せた気がする。
この映画は好き。普通に社会的映画と考えられるけど、あくまでそれらが背骨の1人の女性を描いた映画ですよね。ですよね?