雑記。

1リットルの涙」を見て、コストを気にしないNHK教育の道徳番組を見てる感じだなあとか思う。いや、いい意味なんだけど。障害があると普通の生活をするのにこんな感じで苦しむのです、みたいな。いや正直、こういうテーマでドラマを作ってもらってそれが浸透するのは結構助かることだと思いますが。
このドラマが何でこんなに感動するかって今までのドラマと違うつくりだから。どちらかと言うと再現ドラマとかドキュメンタリーに近くて、視聴者はこれがリアルな話なんだーと思うから余計感情移入できる。「電車男」とかに傾向は似てるんじゃなかろうか。まあ、でも結局ドラマなんで演出はすごいよねー。
で、今週の話をしたい。クラスメイトが教室飛び出して合唱とか始めちゃうザ・フィクションで萎えかたがすごかった今週。演技面を言ってしまえば亜也の演説は単調だったし、泣きの演技も始まり方は無理やり泣きの声色をして、出てもいない鼻水をすすっている感じなのでそこはどうなのかな、と。あと、麻生くんの崩れ落ち方も、「ここで崩れ落ちてください」って言われたから崩れ落ちましたみたいな消化不良の落ち方で、すごく劇調だったのは気になった。まあ、これは演出の責任かな。基本錦戸くんに文句はないです。美少年に弱いな俺。いや普通に今後とも期待。
とか不満をたらたら言いながらも毎週泣いています。泣けます。でもこのドラマについてまじめに書き綴っているブログを見ると相当引きます。なんでかな。